福祉を取り巻く問題点④【鹿児島市のB型事業所】

福祉を取り巻く問題点は数多くあります、今回は、次の2つを取り上げます
〇福祉の原則を理解せずに福祉事業に参入すること

〇家族や関係者の意向を最優先にすること

福祉の原則を理解せずに福祉事業に参入すること

まず、福祉の原則には「尊厳の保持」「自立支援」「個別対応」「包括的支援」などがあります。これらの原則は、支援を受ける人々の権利やニーズを尊重し、彼らが自分らしい生活を送るための基盤となります。これを理解せずに事業を行うと、支援が一方的になり、受け手の意向や状況を無視したサービス提供が行われることがあります。

さらに、福祉事業は地域社会との連携が不可欠です。地域の特性や文化を理解せずに事業を展開すると、地域住民との信頼関係が築けず、孤立したサービス提供になりがちです。これにより、地域全体の福祉向上に寄与することが難しくなります。

不適切なサポートは、利用者だけでなく、福祉事業者自身にも悪影響を及ぼします。信頼を失った事業者は、利用者の減少や評判の低下につながり、持続可能な運営が困難になります。

このように、福祉の原則を理解せずに事業に参入することは、様々な問題を引き起こすことになります。

家族や関係者の意向を最優先にすること

介護サポートにおいて、本人の意向を無視し、家族や関係者の意向を最優先にすることは、福祉の基本的な理念に反する問題です。福祉の原則の一つは「利用者の尊厳を守ること」であり、介護を受ける本人の意向や希望を尊重することが求められます。

まず、介護を受ける本人は、自分の生活や健康に関する重要な決定をする権利があります。彼らは自分の価値観やライフスタイルに基づいて、どのように生活したいかを選ぶことができるべきです。しかし、家族や関係者がその意向を無視し、自分たちの考えを押し付けると、本人は自分の意見が尊重されていないと感じ、精神的なストレスや不安を抱えることになります。

また、本人の意向を無視することは、介護の質にも影響を与えます。本人が望む生活スタイルやケアの方法を理解し、それに基づいたサポートを提供することで、より良い介護が実現します。逆に、家族や関係者の意向だけを優先すると、本人が満足できないサービスが提供される可能性が高くなります。

さらに、介護におけるコミュニケーションの重要性も忘れてはいけません。家族や関係者は、本人の意向を理解するために、しっかりと話し合いを持つ必要があります。本人が何を望んでいるのかを聞き入れ、その意見を尊重することで、より良い介護環境を築くことができます。

このように、介護サポートにおいては、本人の意向を最優先に考えることが重要です。福祉の現場では、本人の尊厳を守り、彼らの意見を尊重することが、質の高い介護を提供するための基本的な姿勢となります。

(文・構成/宮口)

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