10月10日は銭湯の日【鹿児島市のB型事業所】

2024年10月4日

そろそろ涼しくなってきた季節の変わり目。夏の疲れを取ってさっぱりしたいですね。今回は銭湯のお話です。銭湯の日は、日本の伝統的な入浴文化を祝う日です。年代によっては体育の日の印象が強いですが、毎年10月10日が「銭湯の日」として親しまれています。この日は、銭湯の魅力を再認識し、地域のコミュニティを活性化させることを目的としています。

銭湯の歴史

銭湯は、日本の入浴文化の一部として長い歴史を持っています。平安時代から存在していたとされ、江戸時代には庶民の間で広まりました。当時の銭湯は、単なる入浴の場ではなく、社交の場でもありました。人々は銭湯で友人や知人と会話を楽しみ、情報を交換する場として利用していました。このように、銭湯は地域社会の絆を深める重要な役割を果たしていたのです。

銭湯の日の由来

銭湯の日が10月10日に設定された理由は、語呂合わせに由来しています。1964年（昭和39年）10月10日の東京オリンピックの開幕日にちなみ、スポーツで汗をかいたあとに入浴をすると健康増進につながることや、「10月10日」を数字だけつなぐと「1010」となり、これを「せんとう」と読む語呂合わせからきています。この日には、全国各地の銭湯でさまざまなイベントやキャンペーンが行われ、銭湯の魅力を広める取り組みが行われます。

銭湯の魅力

銭湯の魅力はたくさんあります。まず、銭湯は手軽に利用できる入浴施設であり、家庭では味わえないリラックスした雰囲気が味わえます。広々とした浴槽に浸かりながら、日々の疲れを癒すことができます。また、銭湯にはさまざまな種類の湯が用意されており、温泉や薬湯、サウナなど、利用者の好みに応じた入浴体験が楽しめるのです。

銭湯は少なくなっているようですが、鹿児島県は、日本有数の温泉地として知られています。単なる入浴だけでなく、地域の文化や自然を体験できる貴重な場所です。たまには広い湯舟につかって心身ともにリフレッシュしましょう。

(文・構成　宮口)

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