【注意喚起】2023年、YouTubeを絶対にやるな【鹿児島市のB型事業所】

2023年2月18日

昨今、大手のYouTuberの多くがYouTubeの広告収益が減った報告をしています。
これには複数の要因が考えられると思います。
本稿では昨今のYouTube情勢をマーケティング視点で考察していこうと思います。

1.単純に流行の移り変わりが早い
　大物YouTuberといえば皆さんは誰を思い浮かべますか？数年前観ていたYouTubeチャンネルをいつのまにか視聴しなくなって、久しぶりに覗いてみると登録者数が数百万人いるチャンネルであるにも関わらず再生数のアベレージが10万再生台、そんなチャンネルってわりとよく見かけるんですよね。これって単にオワコン化しているだけなのでしょうか？
　実際のところオワコンである場合も多いのですが、単にYouTubeというプラットフォームは流行の移り変わりが早すぎることの要因が大きいかと考えられます。これは様々な意見があるかと思いますが、一つのジャンルに特化したチャンネルは伸びやすい一方でそのジャンルに大衆の興味がなくなった時、一気にオワコン化し再生数が激減してしまうという現状があります。

2.他プラットフォームの勢いが強まっている
　若者を中心に勢いが増しているTiktokとInstagramの流行はYouTubeにとっても大きな打撃であることは間違いありません。Instagramは2022年よりアルゴリズムに大きな変化が起き、リール投稿を優遇していく動きがみられました。これはMeta社にとってもTiktokは軽視できない存在であることの証明で、YouTubeもこの動きに合わせてショート動画を収益化対象にしていく動きがみられました。この動きの順序をみると明白なのですが、シンプルに有名になりたい・数字を集めたいならYouTubeよりも他プラットフォームを上手に活用するほうが多くの顧客層にリーチすることが可能です。
　しかし、かつて憧れたYouTubeドリームはもう幻想で過去のものとなっていくのでしょうか？
決してそうではないと思っています。

3.コンテンツのクオリティ＜タレント性
　2022年〜2023年の日本のYouTube業界においていくつかのチャンネルにおいて開設から間もなく急速に登録者数と再生数を多く獲得しているのも事実です。敢えてここではそのチャンネル名は伏せますが、飲酒している地雷系の女性が低音ボイスで威勢よく喋るだけのチャンネルであったり、ホームレスの方のドキュメンタリーチャンネルであったりとその傾向は様々で前者の場合はコンテンツとしてのクオリティというよりも演者自身が個性的で他のクリエイターにない武器を活かしたブランディングができたチャンネルだと思います。後者に関しては伸ばすために作られたチャンネルでしっかりと企画段階から練られた制作会社によるチャンネルです。毛色こそ違うもののどちらにも共通しているのは１本の動画だけがバズるのではなく、次の動画も観たいと思える仕組みや魅力がしっかりと備わったチャンネルであるという点です。
　
4.2023年、YouTubeをやるな
　昨今のYouTube業界は、制作会社やプロのマーケターがバックにいることがおおく個人で０から伸ばしていくことが非常に難しい状況にあることは明白です。特に芸能人、お笑い芸人さんもYouTubeに参入してきてからYouTubeのコンテンツのクオリティは大きく上がっていきました。そんな中でYouTube視聴者に与えられた時間は等しく24時間、どのように自分に関心を集めるかということを考えなければ淘汰されて当然かとおもいます。ではどのように大衆の関心を自分に向けると良いのでしょうか？やり方を間違えてしまえば炎上待ったなしのギリギリを攻めることになりそうで非常に難しそうですよね。でも安心してください、いくつかの手順をしっかり踏んでチャンネル運営をしていけば収益化とファンを増やしていくことは絶対にできます。
　今後このブログでもYouTubeの伸ばし方（有料級）について少しずつでも触れていこうかなと思います。最後までお付き合い頂きありがとうございます。また次の記事でお会いしましょう。

文:田渕