【鹿児島市のB型事業所】意外とシンプル⁉自作パソコンの作り方

こんにちは!前回投稿しました自作パソコンの魅力に引き続き、今回は自作パソコンの製作工程について紹介していきたいと思います。

必要な道具はドライバー1本あればOK

前回自作パソコンを実際に作るのに必要な道具について簡単に触れましたが、ドライバーが1本あればOKです。

マザーボードを袋から出すときに静電気対策で静電気防止手袋や、影で作業しにくい箇所があるので懐中電灯があると作業しやすいので必要に応じて準備しておきましょう。

また、ネジを無くさないようにするためにネジを載せておく為のトレーやケーブルのバラつき防止のための結束バンドも用意しておくと効率や配線の見栄えも良くなります。
必要な部品はこちら
・PCケース ・マザーボード ・SSDメモリ ・メモリ ・CPUクーラー(水冷、空冷どちらでもOK) ・グラフィックボード ・電源ユニット ・LANケーブル (お好みでPCケースファンを準備してもOK)
*マザーボードによってWi-Fiアンテナが付きますのでこちらも使います、詳しくは販売店または通販サイトでご確認ください

マザーボードによっては付属になるWi-Fiアンテナになります

いざ組み立て開始!

道具と部品が揃ったらいよいよ組み立てです。
製作の作業手順としては以下の通りです。
・マザーボードを袋から取り出しCPUを取り付けます
*CPUを取り付ける際はCPUの向きとCPUのピンを折らないように気を付けましょう
・M.2SSDをマザーボードのSSDスロットのネジを回してカバーを外して取り付け、取り付けたらカバーを戻してネジを締めます。
・メモリーをマザーボードのメモリスロットに取り付ける。
(取り付けの際メモリスロットの取り付け位置とスロットの爪を折らないように注意してください。)
*上記3点の作業をする際は購入したマザーボードの袋を箱の上に敷いて作業を行うことをお勧めします。
また、マザーボードを袋から出したりCPUやメモリ、SSDをマザーボードに取り付けの際は静電気防止手袋を着用して作業すると静電気による破損の対策になります。

マザーボードの作業はこのような感じです

・CPU、SSD、メモリーを取り付けたマザーボードをケースに入れてネジで固定する

Intel11世代CPU対応化のためマザーボードを交換しましたが取り付け後はこうなります


・ケースにマザーボードを入れて固定したらCPUにグリスを塗りCPUクーラーを取り付けます
(水冷、空冷はお好みで大丈夫ですが、PCケースのサイズによって取り付けができなかったり、メモリと干渉場合があるので購入する際は気を付けましょう。先にケース内にあるUSBポート関係やケース関係のケーブルの配線を済ませておくと電源ユニットの配線が楽になります。)

・電源ユニットに適合する箇所にケーブルを差しケースの下にある電源ポートに入れネジを締めます
(ネジを締める際は電源ユニットの向きを確認しておきましょう)

・電源ユニットの取り付けをしたらマザーボードの必要箇所に電源ユニットのケーブルを差していきます。
最後にグラフィックボードをマザーボードに取り付け、必要なケーブルを差し結束バンドで裏配線を整え、ネジの緩みやケーブルの差し間違い等がないか確認して蓋をして本体の完成です!

最後に電源ケーブルを電源ユニットに差して起動し問題なければモニターにケーブルを差しOSをインストールして各種設定をして自作パソコンが使えるようになります

補足
付属のWi-Fiアンテナを使用する際はマザーボードのWi-Fiアンテナ接続端子のつなぎ忘れにご注意ください

作ったのにおかしいなと思ったら確認して欲しいこと

自作パソコンが出来上がっていざ起動するぞ!と思っていたら電源がつかない、電源ついているのに画面が表示されないなどトラブルが起きたら困りますよね。
ここではトラブルと対処の仕方を3つ紹介します
電源がつかない
ケースの電源にケーブルが刺さっているか、オンとオフのスイッチを間違えてないか確認してみてください
(マイナスのマークがオンでプラスのマークがオフです)
また、マザーボードに電源スイッチのケーブルがちゃんと差してあるかも確認してください。中身の作業をする際は必ず電源ユニットの電源を切ってから行ってください
電源が入るのに画面表示されない
配線にミスがないか確認してみましょう
グラフィックボードを付けているのに間違えてマザーボードの端子につないでいたといったミスもあるので起動前に確認してみましょう。
画面表示はあるのに起動しない
CPUファンエラーの場合取り付けが適切かの確認、もしくはコネクターが間違って別のコネクターにつながっていないか確認してみましょう。CPUファンの取り付けの確認やコネクター接続の確認もそうですが、中身を開けて作業する際は必ず電源ユニットの電源を切ってから行ってください。

いかがだったでしょうか?
作業工程を箇条書きで書きましたが初めて作るときは誰でも緊張し慎重になりますが、丁寧に作業していくことでパソコンの作り方や知識が身につき、愛着が湧くだけでなく、完成した時の達成感はとてもいいものです。
またトラブルが起きても対処法をネットで調べて学ぶこともできるので、ぜひ自作パソコンに挑戦してみてください。
世界に一つしかないあなただけのパソコンを作ってみましょう!

文:肥後

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